THROAT DISEASE
のどの病気
溶連菌感染症の原因は、溶連菌に感染している人の咳やくしゃみなどによる飛沫感染や、感染した人との密接な接触などです。
特に学校や保育園などの集団生活の場では、感染が広がりやすくなります。
1年中感染する可能性がありますが、特に冬場は空気が乾燥するため感染者が多くなる傾向にあります。
溶連菌感染症の診断は、検査の実施により溶連菌の感染があるかを確認します。
のどを綿棒でこすって検体を採取します。
検査自体はすぐに終わります。
冬場はインフルエンザと判別がつきにくいため、のどの痛みや発熱を感じたら検査を受けるようにしましょう。
溶連菌感染症の治療は、抗生物質を10日~2週間程度服用します。 症状が治まったからといって、服用を中断してしまうと再発する可能性があるため決められた期間は薬を飲み続けるようにしてください。
溶連菌感染症は薬をしっかり飲めばよくなる病気です。
また、お子様の場合は急性腎炎の合併症を引き起こすこともあるため、発症後2週間後くらいに尿検査を受けることが望ましいです。
数か月にわたって症状が続くことがあります。
溶連菌感染症の予防は、手洗いや咳エチケットの実施、感染者との接触を避けるなどの基本的な感染予防策が重要です。
また、感染が広がっている場合には、学校や職場などの集団生活での感染拡大を防ぐためにマスクを着用しましょう。
溶連菌感染症は感染力が強く家族内で集団感染の可能性もあるため、感染がわかったらコップやおはし、タオルの共有は避けるようにしましょう。
また、通学や通園は熱やのどの症状がおさまってからにしましょう。
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