難聴・めまい
難聴・めまい
難聴とは、音が耳に入って脳に伝わるまでのどこかの段階で障害が起こり、いろいろな音域の音が聞こえにくい症状のことを指します。
難聴には伝音性難聴、感音性難聴、それらが混在する混合性難聴などの種類があり原因によって治療方法が異なります。
難聴の原因はいくつかあり、耳垢がたまる、常に大きな音を聞いている、加齢による内耳や神経の老化、ストレスなどです。
また、難聴の治療は原因によって異なりますが、突発性難聴に関しては特に早期に治療することで回復する可能性が高いため、できるだけ早く治療を開始することが重要です。
基本的には薬物治療を行います。
老年性難聴に関しては、回復が難しいため補聴器の装着を行ったりします。
当院では難聴の原因を調べるために聴力検査を実施し、病状に合った治療を心がけています。
補聴器を使う最大のメリットは聞こえづらさによる不便さを軽減させて生活できる点です。
年を重ねても趣味や活動の幅を広げることができる、ご家族やお孫さんとの会話がスムーズに行うことができるなど、生活の質を上げることができます。また最近では認知症進行の一番の原因は難聴とされ、補聴器を使うことは認知症予防にもつながります。
ただ多人数との会話やうるさい環境下では十分効果が出ないこともあります。
まずは聴力検査を行い、中等度以上の難聴に該当する場合に補聴器装用の検討をお勧めします。
補聴器は数万円から数十万円のものまで幅広くあります。形状や性能などの違いで金額が変わりますが、高ければいいというわけではないため、使用される方それぞれのニーズに合わせた補聴器を選ぶ必要があります。
難聴の程度によっては金銭的補助を受けることができる場合があります。
また当初は周囲の環境音がうるさく聞こえたりするため慣れるまで時間がかかりますが、多くは徐々に慣れていきます。
めまいとは、
「周囲は動いていないのに、自分だけぐるぐると回っている」
「足が地につかない感じがして、ふらふら、ふわふわとする」
などの、特徴のある病気です。
前者のような回転性めまいと後者のような非回転性めまいに分類されます。
ひどい場合は吐き気を伴うこともあります。
原因が多種多様ですが、耳鼻咽喉科的な原因が多く、検査などで原因を確認し、それに応じた対応を検討します。
基本的には薬物療法ですが、それでも効果不十分の場合は、さらに精密検査などを行って、次の段階の治療を検討することもあります。
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